今更気付いても、遅いのかも知れない。
この想いを伝える事に、もう意味はないかも知れない、
あなたにとっては迷惑なだけかも知れない。
でも、どうしても言わせて欲しいんだ。
…。
「ずっとずっと、あなたが好きでした。」
近過ぎて気付かなかった。ホントだよ。
気付かないでいた昔の自分を殴りたい。
あなたはずっと、
私の隣にいてくれたのにね。
「私の毎日はあなたを中心に廻ってた」
なんて言ったら、あなたはヒくかな?
でもきっとあなたなら、
「冗談だろ」って笑い飛ばして、それで終わる気がするよ。
さくさく話を続けて、私の言葉なんて無かったことにしちゃいそう。
涙もろいとこもあったよね。
私、あなたがそんなタイプだなんて、全然気が付かなくって、
嫌がるあなたを無理矢理、感動モノの映画に連れて行ったりもしたっけ。
あなたは、中盤からもう鼻水ズーズーで、
見かねた私がハンカチを貸したら、今度はワンワン泣き始めてたよね。
私は全然泣けなかったけど、
あなたの意外な一面が見られたのが、とっても嬉しかったんだ。
今思えば、
初めて「好き」っていう気持ちが生まれたのは、あの時だった気がするよ。
あの貸したハンカチ、あなたは洗濯して返すって言ってくれてたけど、
あなたに気を遣わせたくなくて、無理矢理その場で受け取ったのも覚えてる。
一瞬触っただけでわかる位ハンカチは
しっとりしてて、
私、思わず吹き出しちゃってさ。
そしたらあなた、顔真っ赤にしながら、返せ返せって追いかけて来たよね。
ハンカチ奪還に成功したあなたが、
そのハンカチ片手に「だから映画なんて行きたくなかったのに」
なんてふて腐れてる姿は、少し滑稽だった。
何でだか、笑う気にはならなかったけど。
「無理矢理付き合わせたの私だし、やっぱ私が洗うよ。もう笑わないから。」
からかってやろうと思ったはずなのに、私の口から出てきたのはそんな言葉で。
無意識に差し出してしまった右手が、無性に恥ずかしかった。
なのにあなたと来たら、
少し驚いた顔をしてから、すぐハンカチでズズーッと鼻をかんで、
私の右手に投げ付けてきたんだよ。
私の文句を遮ると、
あなたはその日一番イキイキした顔で一言、
「サンキュ」って呟いて、そのまま笑いながら走って逃げてった。
もちろん私は文句を言いながら追いかけたけど、
心はなんだか、いやに晴れていたんだ。
いつでもどこでも皆の笑顔を作ってくれるあなたは
人気者だったよ。
あなたが嫌いなんて人は、ほとんど居なかったしね。
これからもずっと一緒に居たかったけど・・・
家の事情だもんね。仕方ないか。
あ、そうだ!
最後にアヲイと一緒に会いに来てくれるって約束、どうなってるっけ?
今日、風邪で学校休んじゃったから。わかんないや。
いつか絶対、戻ってきてくれるって信じてる。
だからさよならなんて言わないよ。
…。
じゃあ、また会う日まで。
<あとがき>
今日、学校休んじゃいました。
ガンです。嘘、風邪気味です。
今の時期に本格的な風邪を引くわけにはいきませんから。
アヲイ、頼むから月曜にも持って来て下さい。
何をって、
外は
さくさく、中は
しっとりの
カントリーマアムをだよ!!!・・・
最初からオチが読めた、だの
何回も不二家ネタ使うんじゃない、だの
風邪のくせになにPC触ってんだ、だの
そんな事をどこぞの小姑みたいにグチグチ言う人なんて嫌いです。
これから受験、2月10日までは更新しません。更新しないって決めました。
パソコンにも触りません。
ははっ、でもちょっと待て、私の意志の弱さは尋常じゃないぜ?
・・・。
体調管理と最後の追い込みで、いっぱいいっぱいになって来たのは事実。
このブログの更新を楽しみに待ってくださっている皆さんは、
しばらくの間お待ちください。(いねえよ)

↑気が向いたらランクリ、お願いします。
posted by 暖簾 at 16:33| 東京 ☀|
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そのた
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